2018年12月14日金曜日

芸術鑑賞教室

12月14日(金)
芸術鑑賞教室を開催いたしました。
本年度は「千葉交響楽団」にお越しいただき、25人編成での演奏会です。
音楽専科の声かけで、体育館に集った全校児童が静かになり、演奏会が始まりました。
「ウィリアムテル」序曲より「スイス軍の行進」の溌剌とした音楽で開演。
そして、繊細であり、時として迫力のある「運命」の演奏。
次は、各楽器をパートごとに紹介、各楽器の特長に合わせた曲も演奏していただきました。



アンダーソンの「踊る子猫」「シンコペーテッド・クロック」に至っては、1年生が身体をスイングし、手拍子のリズム打ちも始まり、のりのりな様子です。交響楽団の皆さんも、気持ち良く演奏されているようです。
(後で聞いたところ、先日、音楽で扱ったばかりだったとのことです)

指揮者の体験です。
2年生がタクトを振ると、どうでしょう。
あのカルメンがゆったりと演奏されます。
皆さんが、まさしく「指揮に合わせて」演奏してくださっています。
オーケストラの前で指揮ができて「うれしかった」
姿勢も立派ですね。
4年生も同様の演奏となりました。
「もっと速くしたかったけど、難しかった」という感想も立派です。
低学年のころに指揮を経験していたようですが、思うようにいかなかったようです。

6年生はさすがです。両手を使ってタクトを振り、見事にリズミカルな演奏となりました。
大きな拍手と、指揮の方からのお褒めの言葉もいただくことができました。 

真間小の校歌をオーケストラをバックに全校で合唱させていただきました。
この時の指揮は6年生の女子です。今回は、本当にゆったりとした演奏をしていただきました。
最後の演目が終わったと思ったところで、アンコールでの演奏。
低学年からは2曲目のコールがありましたが、時間の都合で終演です。



今日は気温が低いことが想定されたたため、体育館を温めるために近隣の学校から、「ジェットストーブ」という大型の暖房機を借用して対応いたしました。参加してくださった保護者の方からは、「体育館が温かくてゆっくり鑑賞できました」とのお言葉をいただきました。
昨晩、男性職員4人とともに出かけたのですが、準備してよかった。 (校長)

辞書引き大会 3年生以上

12月12日(水)
意味を調べるだけでなく、索引を活用するためにも必要な学習の基礎となる力です。
各学級の図書の時間を活用して辞書に触れ、予選を通過した3人ずつが集いました。
業間時間は3・4年生です。

お昼休みは5・6年生です。
周りには、かかった時間を記録する図書委員の子どもたちが見守っています。
「ようい、はじめ」の掛け声で一斉に辞書を開きました。
真剣なまなざし、ワークシートに記入する鉛筆の音、緊張感みなぎる10分間でした。
緊張のあまり、力を出し切れなかった子もいたよう代です。
例年、辞書の学習をした3・4年生の大会でしたが、今回から、高学年も実施いたしました。
辞書と真剣に向き合う時間を過ごし、日常の学習に役立てたいと思います。 (校長)

国会・最高裁の見学 6年生


12月11日(水)
6年生は校外学習として、国会議事堂・最高裁判所の見学し、科学技術館での体験を楽しみました。
テレビなどで見慣れている国会議事堂の裏手でバスを降りました。
イチョウ並木が見事です。

議事堂内では、参議院の傍聴席に座って衛視さんから説明をしていただくことができました。
一段高い議長席の後ろには荘厳な幕があり、最も高いところに天皇陛下の椅子が置かれています。
国会が前日に閉会していたため、この幕も開かれ、議場内の全てを見学することができました。
思いのほか、丁寧に見学をさせていただいたため、最高裁判所の見学はスタートに間に合いませんでしたが、法廷の見学・説明を伺うことができました。







最高裁判所では、森の木漏れ日をイメージしたということで、自然光を取り入れた落ち着いた雰囲気の中で過ごしました。
(下の写真は、エントランスホールです)
いずれも、今後の社会科の学習に活かしてほしいと思います。

最後は科学技術館です。
武道館の駐車場から都会のオアシスであるかのような散策をして技術館に到着。
ちょうどお昼時で、昼食をとっている団体が多かったため、比較的すいている館内で楽しむことができました。

少し遅い昼食時間でしたが、その分、さらにお弁当をおいしくいただいたようです。
以前よりもかくコーナーが充実しており、もっと楽しみたかったという感想も聞かれました。(校長)

2018年12月12日水曜日

地域防災 避難所運営訓練


12月9日(日)
市川市では、災害時に全小学校を防災拠点とすることが定められています。
真間小の校区では、「真間小学校区防災拠点協議会」という組織が立ち上げられています。
昨年までは、この役員の方々で、災害時に避難所をどのように運営するかの検討を重ねてこられ、今回、地域の方のご参加を得て避難所運営の訓練を実施いたしました。


朝の避難所運営会議です。
真間自治会連合会長の小林さんが協議会の会長を務めていらっしゃいます。
そのほかの協議会メンバーの皆さん。
市役所の地域防災課の職員の皆さんのほか、本校に駆けつけてくれる防災拠点要員の皆さん。
そして、今回は、第二中学校のボランティア8名も参加してくれました。
 午前10時頃、地域の方が校庭に続々と集まります。
地域の特性から、高齢の方がおい中、本校の児童を連れた保護者の姿も見受けられました。


体育館の中では、会長から、各担当のリーダー紹介とともに、訓練の概要の説明がありました。


こちらは「食糧・物資斑」のブースです。担当の方、地域のご婦人、中学生ボランティアがお湯だけでご飯が食べられる「アルファー米」をパックに詰めています。


 こちらは、「保健・衛生斑」のブース。
簡易トイレの設置方法を紹介し、参加された方々も実際に組み立てに挑戦しました。

こちらは「施設管理斑」のブース。
着替えなどをするための「プライベートテント」の組み立てやたたみ方、そして、ブルーの避難所マットに座ったり、寝転がったりして感触を確かめました。
多くの方のご協力を得て、避難所訓練を昼頃に終了しました。
新たな課題も見つかり、今後の協議会の中でより、具体的な検討が行われるようです。(校長)

初めての書初め練習

12月7日(金)
3年生は今年から毛筆が始まったので、書初めも初めての体験です。
真間稲荷神社の社務所で毛筆の指導をされている鈴木先生にご指導をお願いしました。
鈴木先生には、例年、高学年のみお願いしていたようですが、今年はご厚意により全学年のご指導をしていただけることになりました。
しかし、思いがけない出来事は学習のスタートから起こりました。
新品のふと筆だったために、糊の付いたカチカチの筆がほとんどでした。
慌てて、ポットのお湯を用意し、ご指導いただいている間に担任ほかが、筆おろしをして間に合わせました。
筆遣いの練習として、いろいろな太さの線を描いたり、来年の干支の「いのしし」を描いたりしました。


すると、どうでしょう。初めて書いた文字と比べて、随分と立派な作品になりました。
下の「友だち」は、同じ子のビフォア―&アフターです。
学習の成果を感じることのできた書初め練習となりました。


年が改まりましたら本番です。
お休みの間にも、少し練習をしてみましょう。
おうちの方も一緒に書いてみてはいかがでしょう。
子どもたちにはお手本をしっかり見て書きましょう、と指導しています。
表現してみると、意外と楽しく書けますよ。 (校長)

真間小フェスティバル

12月6日(木)
計画委員会が準備を進め、元気っこタイム(ロング昼休み)と5時間目を使って、たて割りグループで楽しみました。
①校内を巡って「宝物」を探す。
②各学年の先生からの「学校クイズ」を解いて、キーワードをみつける。
③「委員長さん」を探してスタンプを押してもらうというものです。


計画委員の児童が宝ものをそっと隠しています。

教室内では、6年生を中心にルールの確認をしています。


先生方の出すクイズをグループで考えています。

終了時間には、計画委員の詰める委員会室に、リーダーが回答用紙を提出します。
計画委員は「宝物の合計ポイント」「スタンプ数のカウント」「キーワードの確認」をしました。

6年生や5年生は、低学年の子どもたちの面倒をよく見てくれていました。
顔つきもいつになく、否、いつも以上に優しい表情で過ごしていました。

終了後には、思わず、6年生の教室を回り、素晴らしかったことを伝えずにいられませんでした。(校長)

2018年12月6日木曜日

キャラバン隊「そら」 4年生

12月3日(月)
4年生が総合的な学習の時間に「みんなにやさしい町」という、学習を進める準備段階として、障がいのある方の困り感について理解する学習として位置付けています。
今回は4名の方が来校されました。
ご自身のお子さんの障がいの状況や成長した様子を交え、どんなことが苦手なのかを紹介していただきました。
 相手の話していることが理解しづらい障がいについては、「ピカチュー語」で話しているところに、先生が入り込んで、何かをお願いされているのですが、「よくわからない」という体験を例示してくれました。
だから、こんな時は、ゆっくり話してください。身振りや絵などを交えて話すと伝わりやすいということを教えていただきました。
 次は、視力は良いのに視野が狭い視覚の障がいについて触れていただきました。
児童の代表が3人、ペットボトルの飲み口の部分から覗いて、人探しをしました。
すぐ隣りにいたのに、なかなか見つかりません。
最後は、軍手をはめて折り紙に挑戦しました。
なかなか思うように折れないため、子どもたちは、「いらいらした」「すごい時間がかかった」等の感想を発表していました。
だから、ゆっくり待ってあげてください。手伝ってほしいところだけ、手伝ってあげてください。


体験を交えながら、障がいのある方々の困り感について、理解が深まったことと思います。
4年生が、これからどんな学びを進めていくのか楽しみです。


先日、人権週間に当たり、6年生を対象に2年前に行ったキャラバン隊の話にも触れたところ、具体的にピカチュー語の話をした途端、「あっ、それやった」という声が上がりました。
視覚障がいのことや折り紙について触れるころには、ほとんどの子の記憶がよみがえっていたようです。


「そら」のスタートについては、障がいのある子どもを育てている方々が、真間地区の福祉関係の方と話し合いをしているときに、障がいの理解について広める必要があると思いつかれ、このようなキャラバン隊として活動を始めることになったそうです。   (校長)

2018年12月5日水曜日

管弦楽フェスティバル 吹奏楽部

12月2日(日)
吹奏楽部の年内最後の発表の場です。


先週は希望者による「アンサンブルコンテスト」が開催されました。審査員の方、我々観客も目の前にいて、かなりの緊張だったようですが、今回はフェスティバルだけあり、ソロを入れたり、中学校はパフォーマンスを入れたりと、少し柔らかな雰囲気の会となりました。

それでも、大勢の前での発表ですので、子どもたちは引き締まったよい表情で演奏していました。
曲目は「塔の上のラプンツェル・メドレー」です。校内音楽会でも演奏し、練習を重ねてきた曲です。
6年生と一緒に演奏を発表できる機会は、あと何回あるのでしょう。  (校長)

造形遊び 1年生

11月29日(木)
この日を皮切りに翌週にかけて、1年生が造形遊びを楽しみました。
各学級の小さくなったチョークを集めて、プール周辺のコンクリートやアスファルトの部分に思い思いの絵を描きました。
1人で取り組む子、何人かで描き足しながら表現する子たちもいます。


「先生。誰かがいたずら書きをしています!」
「これは1年生が大きな絵を描くお勉強ですよ」
「えー!いいなあ」

大きな子たちにも、ちょっとうらやましい活動であったようです。  (校長)