2018年11月13日火曜日

キャリア教育 靴のデザイナー

11月13日(火)
本校の卒業生で、靴のブランドを立ち上げている山崎朋子さんを講師として迎え、6年生のキャリア教育のスタートといたしました。
きっかけは、子どもたちに靴を磨くという行為を通じて、靴を貸していただいた相手を思う気持ち、心を込めて丁寧に扱うという体験をしてもらいたい。そのようなお電話をいただいたことがきっかけでした。



体験自体も貴重なものと思いましたが、ご自身の現在に至る経過や仕事への姿勢が前向きでしたので、体験を含め、6年生を対象にお話をしていただくようお願いしました。



講演後の質問コーナーでは、「仕事をするうえで大切にしていること」「仕事をしていて嬉しいこと」「挫折したことはありますか」「靴をつくるのにどれくらいの期間かかるのですか」「仕事の魅力は」等の質問が続きました。
「いつごろ靴の仕事をしようと決めたのですか」との質問については、靴に関心を持ち始めていた高校生の時に、市川駅前の靴屋さんでアルバイトをさせてもらって、自分が発信できるのはこの仕事だと思ったとおっしゃっていました。
昼休みに「ワックスがかけたい子がいれば・・」と誘っていただき、数人の子どもがつま先にワックスをかけピカピカにしたのですが、委員会の仕事があってこられない子の分はご自身で黙々とワックスをつけて磨きこんでくださっている姿が印象的でした。
キャリア教育は職業訓練ではなく、仕事に向かう姿勢や、様々な仕事に共通する人としての在り方などについて、考えてほしいと願っています。  (校長)

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